流派の目録 その1その2その3その4その5その6その7その8
「九鬼神流・形目録」 

 
 九鬼神流は、古くは、兵法軍学と兵法武術に大別され、前者は“大の兵法”−すなわち、戦(いく)さの法、後者は“小の兵法”−つまり、武技鍛錬の 術として位置づけられ、軍学には、天文(占星術)・地勢(ちせい)・築城・陣営(じんえい)・軍略の各伝があり、武術として、剱法・投剱(とうけん)術・鎗術・ 薙刀・棒術(半棒を含む)・體術・火術・水術(泳法−水戦(すいせん)を含む)・馬術(騎射(きしゃ)・水馬(すいば)術を含む)・鉄板投(てっぱんなげ)の10 種目を包含していた。
 しかし、今日、伝承されているのは、このうちの、體術(柔術ともいう)・棒術(六尺棒・半棒)・剱法 1・薙刀・鎗術・投剱術(剱法の目録に含める)・鉄板投術(體術に付随)の、合計7種類の武術である。

 

 


[ 註 ]
1  九鬼神流では、古流で、一般に剣術(けんじゅつ)というところを、剱法(けんぽう)と称する。