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プラグインの管理
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WordPress プラグインは WordPress の機能を拡張する PHP スクリプトです。サイトに、既存の機能を強化したり、新しい機能を追加したりします。
多くの WordPress ユーザーはプラグインを必要としないか、コメントスパム対策やカスタマイズされた投稿リスト等のいくつかのプラグインを必要とするしょう。頻繁に更新される天気予報、投稿単語数計算、レーティングシステム、などの様々なプラグインを楽しむ人もいるでしょう。WordPress プラグインはユーザーの必要性によって選択されるため、WordPress のコアには組み込まれていません。
WordPress プラグインディレクトリサイトで利用可能なプラグインは、ボランティアによって設計され、一般に無料で公開されています。WordPress プラグインディレクトリでホストされている WordPress プラグインはしっかりとテストされ、安全と判断されています。WordPress プラグインは作成者と利用者の責任であることを覚えておいてください。WordPress が成長するように、プラグインも発展途上なのです。
独自のプラグインを開発したい場合は、プラグイン資料の詳細なリストを参照してください。
プラグインを探す
WordPress プラグインを探すには、管理画面 > プラグイン > 新規追加画面を選択するか、または直接 WordPress プラグインディレクトリにアクセスしてください。
プラグインの互換性と更新
プラグインの互換性や更新の有無を調べるには、プラグイン 上の WordPress プラグインリスト、またはWordPress プラグインディレクトリ を参照してください。
WordPress プラグインの更新が可能であれば、管理画面に表示され、プラグインのメニュータイトルやプラグインリスト上に通知されます。プラグインを更新するには指示に従ってください。
WordPress が新しい WordPress のバージョンと互換性がなかったり、更新が必要な場合は、次回の更新情報や互換性問題について直接、プラグインの作者に問い合わせてください。
プラグインのインストール
プラグインの自動インストール
組み込みのプラグインインストーラを使用して WordPress プラグインを追加するには:- プラグイン > 新規追加 を選択する。
- WordPress プラグインの名前、プラグインを表すキーワード、作成者、タグを プラグインの検索 ボックスに入力するか、画面下のタグのリンクをクリックする。
- インストールしたい WordPress プラグインを検索する。
- 詳細情報をクリックしてプラグインのより詳細な情報、およびインストール方法を取得する。インストール方法は印刷するか保存してセットアップ時に活用できます。
- いますぐインストールをクリックして WordPress プラグインをインストールする。
- インストール経過の画面に成功のログ、またはインストール中のエラーが表示されます。
- インストールの正常終了後、プラグインを有効化をクリックして有効化するか、プラグインインストーラに戻るをクリックして追加のアクションを実行する。
WordPress プラグインの中にはカスタマイズに追加の手順が必要なものもあります。詳細な手順については 詳細情報 の README ファイルを参照してください。インストール後であれば、各プラグインのプラグイン画面で取得できます。WordPress プラグインに問題がある場合は「トラブルシューティング」を参照してください。
WordPress プラグインを手動でインストールする情報については、以下の手動インストールガイドを参照してください。
プラグインの手動インストール
WordPress プラグインのインストールは、手動によるインストールの方が適切な場合もあります。
- WordPress プラグインのインストールにおけるファイルの配置やプロセスを制御したい
- サーバーで WordPress の自動インストールを許可されていない
- WordPress プラグインが WordPress プラグインディレクトリにない
WordPress プラグインの手動インストールに関しては、FTP の知識と、WordPress のバージョンと互換性のない WordPress プラグインや信用できないソースからのインストールを行う場合のサイトへのリスクに対する認識が必要です。
処理を開始する前に、サイトを完全にバックアップしてください。
手動で WordPress プラグインをインストールするには:
- WordPress プラグインをローカルにダウンロードする。
- zip 形式でダウンロードした場合、ローカルのプラグイン用フォルダーに解凍する。
- README ファイルを参照し、インストール手順があれば従う。
- FTP を使用して、プラグイン用フォルダーを、WordPress ディレクトリ下の wp-content/plugins フォルダーにアップロードする。
- プラグイン画面を開き、リストから新しくアップロードしたプラグインを検索する。
- 有効化をクリックして、プラグインを有効化する。
カスタマイズや追加の手順については詳細情報の README ファイルを参照してください。
お気に入りのプラグイン
2012年、WordPress プラグインディレクトリにお気に入りのプラグインを登録する機能が追加されました。WordPress Version 3.5 では、ダッシュボードのプラグインの新規追加画面に、ユーザーのお気に入りのプラグインを表示し、簡単にインストールする機能が追加されました。
WordPress プラグインディレクトリ
プラグインをお気に入りに登録するには:- WordPress プラグインディレクトリにログインする。
- プラグインのページを参照し、プラグインの「Download」ボタンの下の Favorite リンクをクリックする。
一度プラグインをお気に入りに登録すると、プラグインの評価と同じようにプロフィールで公開されます。
お気に入りのプラグインのインストール
WordPress ダッシュボードのユーザーのお気に入りのプラグインリストからインストールするには:- プラグイン > 新規追加 を選択する。
- お気に入り リンクをクリックし、お気に入りのプラグインリストを取得したい WordPress.org のユーザー名を入力し、お気に入りを取得 をクリックする。
- 上のプラグインのインストール を参照して、希望のプラグインをインストールする。
トラブルシューティング
まれに WordPress プラグインが期待したように動作しなかったり、他の WordPress プラグインと衝突する場合があります。
- WordPress プラグイン付属の手順に正確に従っているかどうか確認する。
- 管理画面のプラグイン画面でプラグインが有効になっているかどうかチェックする。
- プラグインをいったん停止し、再度有効化して状況が変わるか確認する。
- WordPress 日本語フォーラム または WordPress サポートフォーラム(英文) をプラグイン名、および発生している問題に関連するキーワードで検索する。
- WordPress プラグインディレクトリ のプラグインページにアクセスし、メモやフォーラム内に報告された問題へのリンクがないかを確認する。
- プラグイン作成者の Web サイトにアクセスし、ブログやプラグインのページで既知の問題やアドバイスがないかを確認する。
- プラグインの名前、および問題に関連するキーワードでネットを検索する。
- WordPress 日本語フォーラム または WordPress サポートフォーラム(英文) に質問を投稿する。このときタイトルにはプラグイン名と発生している問題を含める。効果的にサポートを得る方法についてはFinding WordPress Help(英文) を参照してください。
- 問題が残り、解決できない場合は、類似したプラグインがあるかチェックする。
- "中に手を加える"ことを恐れないのであれば、以下のヒントにしたがって自分で問題を解決する。
高度なトラブルシューティング
インストールしたプラグインや、アップグレードにより動作し無くなったプラグインの問題にぶつかった場合は、以下の手順に従ってください。
- 手動でプラグインをインストールした場合、FTP プログラムを使用してプラグインのフォルダーやファイルを削除し、再度アップロードする。
- WordPress テーマのテンプレートファイルにプラグインのコードやカスタマイズを加えた場合、変更が正しいことを確認する。大文字小文字を含めスペルを確認し、位置が正しいこと、たとえばWordPress ループの内部なのか、外部なのか等を確認する。
- ファイルを wp-content 内のプラグインフォルダにアップロードしたかチェックする。古いバージョンを新しいバージョンに置き換える場合は、古いバージョンを削除してから新しいバージョンをアップロードする。
- プラグインがプラグインリスト内に表示されない場合、プラグインエディターでプラグインのメインファイルを開き、プラグインのヘッダーテキストが正しい形式で定義されていることを確認する。
- カスタム WordPress テーマを使用している場合は、デフォルトの WordPress テーマに変更し、問題がテーマ固有かどうかを調べる。そうであればテーマの開発者に助言を求める。
- すべてのプラグインを停止し、問題が発生しないことを確認する。次に問題を起こすプラグインを有効化する。正常に動作するのであれば、他のプラグインと衝突している。1つずつ有効化していき、サイトをテストして問題が起きるか起きないか調べ、衝突しているプラグインを見つける。
プラグインのアンインストール
WordPress プラグインをアンインストールするには:
- プラグイン 画面に移動する。
- 停止し、アンインストールするプラグインを探す。
- 停止をクリックする。
プラグインは停止プロセスを開始します。
大部分のプラグインは自身を完全にアンインストールしますが、一部そうでないプラグインもあります。WordPress プラグインを完全に削除するには:
- 詳細情報 内 README ファイルの WordPress プラグイン手順を参照し、適切なプラグインのアンインストール方法を確認する。
- WordPress テーマへのコードの追加を必要とした WordPress プラグインの場合は、手動で テーマファイルを編集し、コードを削除する。
- プラグインを停止し、FTP プログラムを使用して手動で削除する。
- FTP プログラムでサイトにログインする。
- プラグイン用ディレクトリに移動し、プラグインがインストールされた場所を見つける。
- サーバーから WordPress プラグインフォルダー、プラグインファイルを削除する。
WordPress プラグインのヒント
このセクションでは上級者や開発者向けの WordPress プラグインのヒントやテクニックを紹介します。
プラグインの管理
プラグインは、WordPress サイトの管理画面 の プラグイン画面 で管理します。この画面にリストされるプラグインはすべて wp-content/plugins ディレクトリにあります。各プラグインにはヘッダーセクションにプラグインの動作、作成者、ウェブサイト、バージョン番号の説明があります。インストール済みプラグインのリストでプラグインが見つからない場合は、恐らくプラグインに"ファイルヘッダー"が不足しています:
<?php /* Plugin Name: Magic Plugin Plugin URI: http://example.com/magic-plugin Description: Magic Plugin performs magic Version: 2.3 Author: Mr. Magic Author URI: http://example.com/ */
ヘッダーセクションでは以下が定義されます:
- プラグイン名
- プラグインの名前とサポートサイト(もしあれば)へのリンク。現在有効化されているプラグインは、太字で表示される。
- バージョン
- プラグインのバージョン。
- 概要
- 作成者による、プラグインがどんなことをするか、プラグイン作成者が誰かの説明。
- アクション
- プラグインを有効化、無効化、編集する。
- 新しいバージョンが利用可能
- プラグインの新しいバージョンが WordPress プラグインディレクトリ で利用可能な場合、メッセージと新しいバージョンをダウロードするリンクを表示します。
テーマの変更
ほとんどの WordPress プラグインでは直接 WordPress テーマを変更する必要はありません。テーマを変更する WordPress プラグインでは以下に注意してください:
- WordPress テーマを更新すると、プラグインの変更コードが削除されるかもしれません。子テーマを使用するか、更新されたテーマにプラグインコードを再度追加することを忘れないでください。
- テーマを変更すると、変更のコードは新しいテーマに自動では適用されません。新しい WordPress テーマに手動でコピー、または追加する必要があります。子テーマを使用している場合も同様です。子テーマは新しいテーマと関連付けられません。
- WordPress の更新により変更されたコードは、WordPress テーマの変更と衝突する場合があります。子テーマを使用するか、手動でプラグインのコードを調査し有効化を確認して下さい。
Must-use プラグイン
WordPress のマルチサイト機能を使用している場合、Must-use プラグイン(英文)は、通常の /plugins/ ディレクトリの隣の特別なディレクトリ /mu-plugins/ にインストールされた特別な WordPress プラグインです。'must-use' と呼ばれる理由は、いったんファイルが /mu-plugins/ ディレクトリにコピーされると、すぐに有効化され、プラグイン画面 を使用して停止できないためです。
Must-use プラグインは、マルチサイトのすべてのサイトに WordPress プラグインをインストールし、ブログネットワーク全体でプラグインの機能を使用する場合に便利です。Must-use プラグインは PHP による通常のプラグインよりも前にロードされるため、Must-use プラグインで登録されるコードやフック関数は、すべての他のプラグインから利用可能と仮定できます。
詳細については Must-use プラグイン(英文) と ネットワークの作成 を参照してください。
停止したプラグインを隠す
WordPress プラグインの中には、有効化されるとテンプレートファイルにタグを組み込むプラグインもあります。このようなプラグインを停止してもタグは残り、テーマの見た目や機能に影響し、エラーが発生したり、読み込みにさえ失敗するかもしれません。そのため、停止したプラグインが検出され、使用されるのを防ぐ必要があります。
このような条件に合致するか調べるには、プラグインが使用されているテンプレートファイルに PHP コードを追加し、単純な function_exists() チェックを実行できます。まず以下の例のコードを追加し、チェックしたい関数で変更してください。次に変更したテンプレートを WordPress のコンテンツ用フォルダーにアップロードします。
if (function_exists()) はプラグインをチェックし、プラグインが有効化されていても、していなくても、存在すれば使用します。FALSE を返す、つまり見つからない場合は、プラグインのタグを無視し、ページの読み込みを続けます。
<?php if (function_exists('FUNCTION NAME')) { FUNCTION_NAME(); } ?>
このプラグイン例では、alex_get_shoutbox() という関数を使用し、コンテンツを表示します。
<?php if (function_exists('alex_get_shoutbox')) { alex_get_shoutbox(); } ?>
プラグインの開発
WordPress プラグインを使い出すと、プラグイン無でやっていけないと思うかもしれません。PHP の知識があれば、オリジナルのプラグインを作ることができます。プラグイン資料に、プラグイン作成を始めるのに役立つ詳細なリストがあります。
最新英語版: WordPress Codex » Managing Plugins (最新版との差分)
zh-cn:管理插件